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升島 唯博 (ますじまただひろ) さん

プロフィール
広島のエリザベト音楽大学にて声楽を小野村和弘教授(バリトン)に師事。在学中よりオペラのソリストとして舞台に上がるとともに、数多くの演奏会にてリサイタルを開く。
大学卒業後渡独。ドイツ・ノルトライン・ヴェストファーレン州、デトモルト音楽大学ミュンスター校にて、ウタ・シュプレッケルゼン教授(ソプラノ)のも
と、声楽教育科過程を修了。その後、広島中村音楽奨学金を得て、同じくドイツ・シュレスヴィッヒ・ホルシュタイン州、リューベック音楽大学にて、フランツ
=ヨーゼフ・アインハウス教授(バリトン)のもと、舞台演奏学科過程を修了。
2005年、オランダ・オイレギオ国際声楽コンクール優勝。
ハインリッヒ・シュッツ「クリスマス物語」。J・S・バッハのカンタータ。モーツアルト「戴冠ミサ」。クリスマスミサ。ミーシャ・スポリエンスキー
のオペラ「Rufen Sie Herrn
Plim」。モーツァルト「フィガロの結婚」(バジリオ、ドン・クルツィオ役)。レオンカヴァッロ「道化師」(アルレッキーノ、ペッペ役)。ヴェルディ
「イル・トロヴァトーレ」(使者役)。等々、ソリストとして数多くの舞台に立ち、教会音楽からオペラの分野まで幅広く活躍する。
2007年、ドイツ初演現代オペラのアンサンブルの一員としてリューベックオペラ劇場の舞台に立つと共に現代作品にも積極的に取り組んでいる。現在、リューベック音楽大学大学院にてオペラコースに在籍中。
体験談&これからの留学生へメッセージ
僕が留学しようとしたきっかけは、日本の音大卒業間近、そのまま大学院に進もうかどうか進路に悩んでいる時に、音大の先生が招いたドイツ人の先生の講習会
を受けたことでした。当時はろくに留学に関する情報もなく、ただ漠然と「ドイツ音楽を勉強するんだから、ドイツに行ったほうがいいだろう」という安直な考
えから、約三ヶ月でドイツへ行く準備を整え、音大を卒業してからその春にはドイツに飛び立ちました。
とりあえず何もわからないので、その講習会で知り合った先生を頼ってその音大を受験、合格し、ドイツでの学業が始まりました。ドイツにおいてまず一番苦労
するのは、僕に限らず「ドイツ語」だと思います。こればかりはコツコツ毎日勉強していくしかないので本当に時間もかかるし、最初の頃は何事も思い通りにい
かずに地団駄を踏むばかりでした。しかし言葉を理解し使いこなすことは、その国の文化を知ることにも繋がります。今では、日本に留まっていたのでは知るこ
とができなかった色んな体験や感覚を味わっています。この環境や言葉のメロディーからしか、この音楽が生まれてこなかったのだということを知りうることが
できます。
現在僕はドイツで二つ目の音大において大学院過程に籍をおいています。今まで勉強してきたことを生かし、ソロのオペラ歌手になるべく、ドイツ国内のオー
ディションを受けている最中です。ドイツ各地にあるオペラ劇場の専属歌手を希望し、現在邁(まい)進中の身です。それ以外にも、普段はいくつかのオペラ劇
場の客演としての活動も行っています。
ドイツに留学したいと思っている人はたくさんいると思いますが、何をどうすればいいのか、そのきっかけを探すのが意外に難しいと思います。運良く、知り合
いのつてなどで問題なく事が運ぶ人もいるかもしれませんが、金銭面、日程、ドイツの学校や滞在許可のシステムなどの指針があると大きな助けになるはずで
す。皆さんが必要な知識を必要なだけ得ることができ、ドイツへの音楽留学を望む多くの人にチャンスが与えられることを祈っております。
→♪テノール♪升島唯博のホームページはこちら
(ドイツ音楽留学回想記がめちゃくちゃオモシロイ!!升島さんのステキな人柄が伝わってきます。)
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